吉日国発展物語 吉日歴8年
刃天皇が病気を完治。
早速政治に帰った。
コレをよく思わない統制長官は刃天皇を殺そうと考えた。
それを察した刃天皇はまた政治の世界から退いた。
しかし、刃天皇は統制長官が勝手なことをするのではないかと考えていたため、
民間の教養者を集めた。
しかし、あまりいいものは集まらなかったため、
次に軍部から優秀な人材特に海軍からの出身者を多く集めた。
そして、政治の世界に搬入させた。
すると彼らは実力を発揮した。
まず彼らは、政治の決め方を決めた。
まず、発案を板に貼り、更に自分から説明し、
資料などを板に張ったり、政治に参加するものに対して配るようにした。
こうなると統制長官は下手なことはできなくなった。
そして次に、決定権は全員にあり、
約半分以上が賛成すればその案は可決されることとなる。
それを聞いた刃天皇がまた政治の世界に戻った。
彼は政治の中心が軍部に偏っていることに対してあまり良く思っていなかったため、
彼は政治の中心を天皇に向けるようにした。
そして、中央本会議(通称 吉日国会議)が開催された。
ここで、統制長官は危険な案を提示した。
それは、決定権をすべて天皇に委託し、もし欠席された場合にかわりに統制長官が決定するという内容だった。
しかし、これは一部改善され、通った。
改善後の内容は、真の決定は私達の過半数の賛成であるが、もし、半数になった場合には、また後日に議会を開きそれでも決まらなかった場合、天皇にすべての決定権が委託することとなる。また、欠席された場合は代わりに、統制長官が決める事となるということだった。
コレが通ったことを知り、統制長官は早速天皇暗殺計画を立てた。
そして、起こそうとした時に軍部のものに見つかり、その後、
統制長官は交代となった。
しかし、この時、相応しい人材が意外とイたため、しかも全員政治家なため、
国民に決定権を委託することとなった。
そして、ついでに政治家も国民に決定シてもらうこととなった。
決定方法はただひとつ、
街の中心に置かれた箱に紙を書くだけであった。
しかし、その場で演説をするものがいた。
旧統制長官 長(ちょう)だった。
彼は投票箱の前で後ろで必死に演説をした。
演説内容は 自分は政治家なのでわかるがあなた達はそうじゃないからわからないでしょう。そのために、学ぶ場所が必要です。さぁ、一緒に法学部を作りましょう。
しかし、これはあなた方が選んだ人が決めることです。
私達には作る決定権がありません。これはおかしい。
だから、この選挙できちんと決めよう。ということだった。
選挙に出馬する条件は3つ
大人であること(25才以上)
仕事をしているもの
教養が身についている者
この3つが揃えば出馬できるのだった。
しかしこの時代、
学校に行くものは少なかった。
誰も信頼していなかったためである。
しかし、いきなりこの頃から学校へ行くものが殺到し、
しまいには授業を受ける人数を制限するようになった。
そして、ここで、海軍学校出身の者達が
個人塾を開き、教養のある人が増えたのである。
そしてこの時に、歴史書が発見される。
コレは貿易庁の幹部塔のすぐとなりにある、本棚の中から出てきたのである。
これにより、政府は過去にものすごい発展した国がアッたことを知る。
この内容は、ある発展した国があり、現在よりもきちんと整っている国が、一人の悪魔によって崩壊したということだった。
コレに感づいた長は、早速貿易庁に行き、貿易長官になった。
そして、その本が出た部屋を封鎖し、誰も中に入れられぬようにした。
当然彼も入れぬようにした。